■カヤックを漕ぎ進んでいると、不意に無風になるときがあり、目の前の景色が、干潟一面に鏡のように映ります。
カヤックの引き波だけが水面を揺らし、水鏡に入り込んだ世界を滑るように抜け出して行きます。
夢のようなひと時を終え、現実世界に戻らなければならない寂しさはありますが、その後は海に出て、沖から入り込んでくる波を越えて、やっとゴールにたどり着きます。
■誰しも波風たたない人生を過ごせる訳ではありませんし、余裕ができたら歩みを止めて、少しだけ自分の通った道を振り返ってみます。
島の冬は天候があまり良くありませんがが、たまには晴れ間も顔を出します。そんな時ちょっとだけこの島に来てからの自分を思い出します。
今日はあいにくの雨。こんな日は余計な事ばかり考えてしまい、なかなか仕事が手につきません。きっと神様があんまり気張りすぎて根尽きるなよ、と私を気遣っているのだと。都合よく解釈しておきます。
Decchi Kn
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