■弱い雨が降り続く西表島。
■幸い、大雨注意報がでていたにも関わらず、それほどでもなく一安心。
■海辺を歩くと、アダンの幹に白い布のようなものが掛けられているのが見える。
■布というより、絹のように薄そうに見え、軽そうに風にユラユラと揺れている。
■ふと、なんかの昔話で、天女が水浴びの際に忘れた羽衣(はごろも)を村人が手に入れる、みたいな話があったことを思い出す。
■「・・・・・・。」
■そんな筈はないことは、わかっていても何故か、ちょっと無言で真顔になったりもする。
■少々周りを気にしながら羽衣のもとへと近づき、手に取る。
■「・・・知ってたよ、うん、知ってた知ってた」
■一人なのに不思議と途端に饒舌になる。
■「知ってたよ・・・。」
■自分に言い聞かせるようにつぶやきながら、コンビニの雨カッパを片手に、雨の砂浜に一人たたずむ。
Decchi W
■おーりとーり!その他の『沖縄ブログ集』
2 Comments:
いや・・・
それはきっと、雨カッパにカムフラージュさせた天女の羽衣ですよ。うんうん。
■モリゾーさん、こんにちは。
あの羽衣は、昨日もまだ引っかかったままでしたね。
持ち主、未だ現れず・・・。
Post a Comment
<< Home