Friday, June 09, 2006


■弱い雨が降り続く西表島。

■幸い、大雨注意報がでていたにも関わらず、それほどでもなく一安心。

■海辺を歩くと、アダンの幹に白い布のようなものが掛けられているのが見える。

■布というより、絹のように薄そうに見え、軽そうに風にユラユラと揺れている。

■ふと、なんかの昔話で、天女が水浴びの際に忘れた羽衣(はごろも)を村人が手に入れる、みたいな話があったことを思い出す。

■「・・・・・・。」

■そんな筈はないことは、わかっていても何故か、ちょっと無言で真顔になったりもする。

■少々周りを気にしながら羽衣のもとへと近づき、手に取る。

■「・・・知ってたよ、うん、知ってた知ってた」

■一人なのに不思議と途端に饒舌になる。

■「知ってたよ・・・。」

■自分に言い聞かせるようにつぶやきながら、コンビニの雨カッパを片手に、雨の砂浜に一人たたずむ。

Decchi W

おーりとーり!その他の『沖縄ブログ集』

2 Comments:

Anonymous Anonymous said...

いや・・・

それはきっと、雨カッパにカムフラージュさせた天女の羽衣ですよ。うんうん。

6/11/2006 08:53:00 AM  
Blogger lbkayak said...

■モリゾーさん、こんにちは。
あの羽衣は、昨日もまだ引っかかったままでしたね。

持ち主、未だ現れず・・・。

6/11/2006 04:56:00 PM  

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