Wednesday, November 29, 2006


■曇り空の続く西表島。

■『海辺の木陰で眠る』という贅沢な夢のひととき。

■夏の多忙な時期には、叶わなかった夢が、冬の時期には実現できる。

■天気の良し悪しにかかわらず、とりあえず、やってみることが大事。

■浜辺はもう、寒い。

■20秒くらいで立ち上がり、背中の砂を落として立ち上がる。

■『夢』は叶う頃には、結構さめている傾向がある気がする。

■それ以前に、靴下を履いているような、足のブーツ焼けが気になる。

Decchi W

おーりとーり!その他の『沖縄ブログ集』

■午後から晴れ間が見え始めた西表島。

■気温も20℃前半まで下がり、半袖Tシャツ1枚では、さすがにちょっと肌寒い。

■このくらいの時季になると、夏場に黒く焼けた肌の色が、ほぼ元通りに戻る。

■そうなると、地元の人と内地出身の人との違いが、ありありと分かってしまう。

■『小麦色に焼けた肌の色もあせて・・・』という、誰かが歌っていた歌詞が思い出される。

■よく口ずさむメロディーなのだけど、知っているのは何故かこの部分だけ。

■南国と呼ばれるこの西表島でも、当然『冬』は来るわけで、肌の色があせてくると、やっぱり夏が終わったことを再認識させられ、やや物悲しい。

■涼しくなり始めた晩秋の風に吹かれながら、物思いにふける黄昏時。

■上着を着ようか、悩む。

Decchi W

おーりとーり!その他の『沖縄ブログ集』

Tuesday, November 28, 2006


■昼頃にやや強めの雨が降った西表島。

■写真は夕焼けではなく、浦内橋から見た朝焼け。

■夕焼けは、私の中で『物悲しい』という印象を呼び起こす存在の一つ。

■多分、子供の頃、友達と遊ぶ楽しい時間が終わる前触れのようなイメージが残っているからだと思う。

■そして、早起きが苦手だったせいか、朝焼けの印象は特に無い。

■西表島に来てから、朝焼けを拝む機会に恵まれる日々。

■定着しつつある私の朝焼けのイメージは、『眠い』。

Decchi W

おーりとーり!その他の『沖縄ブログ集』

Monday, November 27, 2006


■心地よい日差しの射し込む快晴の西表島。

■今年はもう泳ぐことは無い、と思われた仲良川の清流を泳ぐ昼下がり。

■久しぶりに見かけたテナガエビを写真に収めるため、カメラを水中に沈めてみるものの、できた写真がこんな感じ。

■自分の腕の未熟さが身にしみる。

■『見るのではない・・・。感じるのだ。』
確かモーフィアスが、こんなこと言ってた気がする。

■闇夜の西表島で、家のカギを閉めるときにも、目をつぶりながらこんなことを考える。

■月の無い西表の夜道は、目を開けても閉じても変わらない場所が多々ある。

■この前、半ばあきらめの境地で目を閉じて歩いていたら、道の真ん中でヤシガニにつまずくという快挙・・・。

Decchi W

おーりとーり!その他の『沖縄ブログ集』

Sunday, November 26, 2006


■私は空が好きです、もちろん海も好きです。

■カヤッカーにとって、海と空の近さはごく当たり前です。

■海と空の境目が分からなくなるときが、時々あります。

■そういう時思うのです、空と海は友達だと。

■海に出るとき、空を知る。

■空の機嫌が悪いと、海の機嫌も悪くなります。

■海が穏やかなときは、空も穏やかです。

■私が、ガイドを出来るはお客さんがいるからです。

■何かと何かがイコールの関係にあるとき方程式は解けます。

Decchi AK

おーりとーり!その他の『沖縄ブログ集』

Saturday, November 25, 2006


■世の中は連休みたいですね。

■今日と明後日はお客さんで一杯です。

■人の数だけいろんな事があります、それは見て飽きないものです。

■人の声、言葉、笑い声どれをとっても人それぞれで素敵です。

■「私は、ツアーに出ている日が一番好きです」と前に言いましたが、詳しく言うと人との出会いとカヤックの繋がりが好きです。

■たった一回、されど一回の経験。

■今日という1日の積み重ね、その肥やしにしていただけたら良いのです。

■旅行とは、出会いそういうものだと思います。

Decchi AK

おーりとーり!その他の『沖縄ブログ集』

Friday, November 24, 2006


■最近は雨ばかりでしたが、やっと晴れ間が続く1日が来ました。

■しかし、人の心は天気のようなもので、変わりやすいです。

■雨が続くと晴れが見たい、晴れが続くと曇り空が恋しい。

■「どっちやねん!」と自分で突っ込みたくなりますが、私の気持ちをお客さんが分かってくれました。

■実際、晴れ空は暑いです。

■体温が上がるので、疲れやすくなるし、日の光を浴びると疲れます。

■少し寒いほうが、人間は元気でいられるようです。

■でも、雨は気持ちを沈ませる原因になりますし、景色が・・・。

■結局のところどうなのかというと、晴れ間の見える曇り空。

■ずるいですね、私って。

Decchi AK

おーりとーり!その他の『沖縄ブログ集』

Thursday, November 23, 2006


■誰でも朝起きて歯を磨くように、私達は天気予報を聞く。

■自動で更新される音声による予報と、海上の最大風速を知るために気象台の方に直接電話をかける。

■これが、1日の最初の仕事です。

■ツアーに対する対策を、ここで考えて対応できるよう情報を集める。

■もちろん、自分の目で見て確かめる観天望気も怠らない。

■近くに星砂の浜が見えるが、浜に下りるときもあります。

■天気図をテレビやインターネットで見てさらに考察を加えます。

■それでも、フィールドに出て見ないと分からない事があります。

■フェリーを待つ間に雲、風、波を見て、お客さんを車に乗せている間、潮の満ち引きをチラッと窓の外を見る。

■予期できることは、安全やツアーの楽しみ方に変わります。

■皆さんも、明日の天気考えて見ませんか?

■ちなみに、明日は北東の風が6m、くもり、波は1.5mとなります。

■詳しくはこちらまで、http://www.jma.go.jp/jp/yoho/356.html

Decchi AK

おーりとーり!その他の『沖縄ブログ集』

Wednesday, November 22, 2006


■私は、心持に大きく左右されるタイプです。

■感情の波が大きく、自分では表現していないようでも大きなうねりに見えるような時があります。

■私はガイド、いつでも冷静でお客さんの前では笑顔でいることがもっとうです。

■心が乱れるときは、鏡面のような海面に自分を浮かべるように想像し、又は音のないほの暗い海中でゆっくりと深呼吸をするような感覚を思い出します。

■どれもカヤックやダイビングで得た経験から得たものです。

■それでも、心が乱れるときは笑顔を忘れないように心がけます。

■誰かに、「私と会うときはいつも笑っているね。」と言われてから笑顔を気にするようになりました。

■keep your smail 鏡面のような海面でただ笑顔でいれたら、1日はそれで幸せです。

Decchi AK

おーりとーり!その他の『沖縄ブログ集』

Tuesday, November 21, 2006


■八重山上布の青くキレイな冊子の手帳をスーパーで見つけました。

■八重山の情報がかなり細かく載っていたので、立ち読みしてしまいました。

■読んでいる内に、のめり込みついつい買ってしまいました。

■衝動買いですが、「1500円ならいいかなあ」っともう一人の自分がささやきました。

■日記というものは、1年続いたためしが無いので新たな課題です。

■ちょうど、研修期間とも重なるでしょうからとても自分にとっては良い物に出来上がるでしょう。

■続けばですが・・・。

■いけません、こんな心持では。

■継続は力なりです。

Decchi AK

おーりとーり!その他の『沖縄ブログ集』

Monday, November 20, 2006

■雨雨、フレフレ、もっとフレ

■どこかで、誰かが歌っているのでしょうね。

■連日の雨で、ガイドも少し憂鬱に思うこともありますが、元気一杯でガイドをしています。

■今日はヒナイサーラの滝のツアーに行ってきました。

■船浦橋までカヤックを進めて気づく。

■「滝がおかしい、あんなに太かったかなあ、あれえ。」

■カヤック係留所まで足を進めて、増水している様子がありありと分かる。

■滝への道中・・・ドワアアっと凄い音を立てて水が流れている音に、少しビビル。

■「ヒナイサーラの滝へと到着です~~・・・すみません、ちょっとまってもらえます。」

■下見しに行って、ありえない光景に言葉も出ませんでした。

■落差60m以上に長くなり、幅が5倍以上、水量10倍以上に増えています。

■岩陰にカクレながらお客さんとそっと見ていました。

■雨雨ってこわいですね。

Decchi AK


おーりとーり!その他の『沖縄ブログ集』

Sunday, November 19, 2006


■小雨の午前中から、晴れ間の見える午後まで、幅広い空模様を見せてくれる西表島。

■ジャングルを歩く際は、適当に周囲のものから題材をみつけて、解説をすることにしている。

■でも、今日みたいな雨の日は、わざわざ足を止めて話すような題材を見つけにくい傾向がある。

■木の実、木の種、虫、トカゲ、、、出てきて欲しいときに出てきてくれない。

■木の実や木の種を、あらかじめポケットにひそませておいて、さりげなく地面から拾ったように見せるという、こすい手口もある。

■手品師のように手の平や甲で、相手の死角を保ちつつ、タイミングを見計らう。

■でも、そういう準備をしているときに限って、話題や質問には事欠かない。

Decchi W

おーりとーり!その他の『沖縄ブログ集』

Saturday, November 18, 2006


■夏のような快晴が広がった西表島。

■風も無く、ツアーはのんびりと進む。

■こんな日は、カヤックの上で、どうしようもない睡魔に襲われる。

■特にツアー後半の帰り道。

■カヤックの上で、2秒くらいの夢を見る。

■『ちんちろりん』のサイコロ博打で大もうけした夢。

■起きたとき、あまりの無関係さに湧き上がる違和感。

■眉間にシワを寄せて、悩ましげに目を閉じ、首をかしげる。

■その動作がまた、スムーズに眠りへと移行する。

Decchi W

おーりとーり!その他の『沖縄ブログ集』

Friday, November 17, 2006


■今日は、日差しと雨が降り注ぐ、妙な天気の西表島。

■話は変わって、専門職には、何かしら特有の略語や造語、部外者には理解できない隠語がある。

■さりげなくそういった言葉を口ずさむと、ちょっとプロっぽくてカッコいい。

■カヤックガイドには、そういったものが特に無いので、私が独り言専用に作った隠語がいくつかある。

■ツアー参加者が全員女性の場合、『パラダイスツアー』の頭文字をとって『PT』。

■逆に、全員男性の場合は『MKT』。
家族連れの場合は『FT』、参加者が1人でマンツーマンの場合は『LT』、等々。

■それが何の略かを、ここに文字で表現してしまうのは、とりあえず伏せておきたい。

■「今日はPTか・・・。」
口に出して言ってみるものの、そこにプロっぽさが微塵も感じられないのは、これが仕事に必要の無い言葉だからだと思う。

Decchi W

おーりとーり!その他の『沖縄ブログ集』

Thursday, November 16, 2006


■小雨と曇りが繰り返される西表島。

■今日は何故か、原因不明に右肩が重い。

■記憶の糸をたどってみても、右肩が重くなるような動きをしてはいない。

■『守護霊は左肩に憑いて、悪霊は右肩に憑く』なんて言葉を思い出す。

■右肩へ視線を向けてみるものの、もちろん何にもみえない。

■霊ってのは、見たくないときに、見たくないものしか見せてくれないあたり、性格が悪いと思う。

■最近右肩を揉みながら、訳もなく右側をみる頻度が妙に多い。

Decchi W

おーりとーり!その他の『沖縄ブログ集』

Wednesday, November 15, 2006


■曇りと雨が続く西表島。

■船浮湾沿いの木炭浜で、ヤマネコとおぼしき足跡を発見。

■全体の形から、イノシシのツメの特徴が見られなかったので、多分ヤマネコだろうという結論。

■そう考えて見ると、見れば見るほどヤマネコの足跡に見えてくる。

■もう、ヤマネコにしか見えない。

■心の底から、この足跡はヤマネコだという確信が溢れてくる。

■「ええ、これは間違いなくヤマネコですね。」

■例え根拠が薄くても、ゆるぎない自信が説得力を生んでいるのだと思う。

Decchi W

おーりとーり!その他の『沖縄ブログ集』

Tuesday, November 14, 2006


■雲に覆われていた西表島の空は、ちょうどお昼頃に雨模様へと変わる。

■カメラ片手に外へと出ると、運良く雨は止み曇り空へ。

■あまり目が良くない私は、遠くのものが見えないときに、目を細める癖がある。

■そこでさらに、アゴを上げるという動作も加わるケースがある。

■この動作をすると、不思議とそのまま目を閉じて寝てしまいたくなる傾向がある。

■考えられる要因として、私は寝起きの際、何かものを見なければならないとき、目は極力開けずに、アゴを上げてもの見る傾向がある。

■(パブロフの犬か・・・。)
そんなことを考えながら、夢うつつに歩き出す。

■運転中に遠くのものを見ないように気をつけたい。

Decchi W

おーりとーり!その他の『沖縄ブログ集』

Sunday, November 12, 2006


■穏やかな風と陽射しに包まれた西表島。

■久しぶりに来たジャングルは、相変わらず色々な場所で地形が変化している様子。

■倒れた枝葉を避けながらのカヤッキング。

■自分でもうまく避けたものだと、うっかり悦に浸っていると、後ろのほうで、参加者の弱い叫び声が聞こえることはよくある。

■もちろんガイドは、極力通りやすい場所を先導する必要がある。

■台風により自然の障害物が増え、テクニカルな操作が試される仲良川支流。

■私は、極力楽しいコースを提供するという名目の下、行動するようにしている。

Decchi W

おーりとーり!その他の『沖縄ブログ集』
■今日のお昼過ぎ、由布島の北側にある海岸でビーチクリーンをしてきました。

■単なるゴミ拾いとは違います、調査も含めた清掃活動でした。

■海岸沿いに打ち上げられた漂着物を種類別に別けて、その数と傾向を調べます。

■分別の基準も国際的な基準に則り、別けられて環境調査を含めたものになっているようでした。

■海岸20mの漂着物の傾向としては発泡スチロールが多く、その他、ビニール、ビン、缶、ペットボトル、漁具、浮具、ウレタンなどもみられました。

■たった20mの清掃で軽トラックに山積みになるほどのゴミの量、海外からの漂着物もあるものの日本産のゴミが圧倒的でした。

■西表島の環境を守るには、島の環境だけではなく他の島国も気をつけなくては守れないのだと実感しました。

Decchi AK

おーりとーり!その他の『沖縄ブログ集』

Saturday, November 11, 2006


■スミレ目シュウカイドウ科コウトウシュウカイドウ。

■西表島には2種類のシュウカイドウが自生しています。

■絶滅危惧種に認定されている花です。

■この花は、ツアーで行きますピナイサーラの滝へと続く道に当たり前のように咲いています。

■これ絶滅危惧種なんですよ、とお客さんに言うと頭に?マークが出たような顔をする人が多いのです。

■私も初めて知ったときは、「え、普通にはえていますよね」と言う感想でした。

■絶滅危惧種への認定理由は、園芸用に採取されたり、分布域が狭いこと、生育地の現象があります。

■地の人に聞くと、あの塩漬けにしたら美味しいやつねと・・・。

■私は思います、自然は大事にしなさい、大切にと言うけれどその認識の仕方は人それぞれで共有しづらいと。

■そんな自然を毎日人が歩く姿を想うと、少し不可思議な世界が広がっていると感じます。
Decchi AK

おーりとーり!その他の『沖縄ブログ集』

Friday, November 10, 2006


■戦後50年で私たちの生活はがらりと一変しました。

■戦後生まれで、戦争を知らない私が言うのも不思議に思えますが、便利な生活に満足していますか?

■いくら貧しいからと言っても、それでも私たちの周りには物で溢れています。

■スーパーで貰うビニール袋、食品の包装、ひとり一台の携帯電話。

■便利で貧乏なのは、心が貧しくなる要素です。

■この炭鉱も戦後に廃墟になった、西表島の昔の痕跡です。

■人が居なくなった後、自然が覆いかぶさり痕跡としても忘れさられるでしょう。

■人は何を目的に生きていくのでしょうか。

■私は、人に物事を伝える表現者として生きて行きたいです。

Decchi AK

おーりとーり!その他の『沖縄ブログ集』

Thursday, November 09, 2006


■私は知っている、この道を。

■続く先に何があるか、どこでどんなことがあるか、どうしたいいか。

■しかしお客さんはこの道を知りません、それがガイドとしての私の役目です。

■私にだって分からない道があります、それが自分の生きる道です。

■続く先に何があるか、どこでどんなことがあるか、どうしたらいいか。

■ガイドはどこにもいません。

■ツアーに参加する皆さんは、私のツアーで未知の道を感じてください。

■最後の落ちが駄洒落ですが、すみません。

Decchi AK

おーりとーり!その他の『沖縄ブログ集』

Wednesday, November 08, 2006


■ここ数日でめっきり冷えました。

■最低気温がなんと18℃にも達してしまいました。

■本土の人に言ったら、何言ってんですかと言われました。

■日中は27度まで上がりましたが、朝晩は冷え込みます。

■冷え性な私にとって避けたい季節になって来ました。

■しかしここで宣言します、半袖は無理ですがハーフパンツは1年中はいてみせます。

■そんなのどうでもいいですよね。

Decchi AK

おーりとーり!その他の『沖縄ブログ集』

Tuesday, November 07, 2006


■まるで、巌流島の決戦を思わせるような光景です。

■今日は沖縄で言うユークイ(世乞い)、吉日にあたり西表島の節祭が執り行なわれました。

■古来から稲作文化の新年にあたり海の彼方より神を迎えて1年の部落繁栄・五穀豊穣を祈願し、新しい年を祝う行事です。

■そのなかの演目とし、棒術の披露がありました。

■どのようなものかと言うと、時代劇で言う立ち回りに近い光景です。

■幼稚園生からご年輩の方まで棒を操り、受けて攻めてと入れ替わり様々な動きを披露していました。

■この様子を見て、私の心が熱くなってしまいました。

■西表島に居るうちの覚えたいと、密かに考えています。

■その際は、皆さん見に来てくださいね。

Decchi AK

おーりとーり!その他の『沖縄ブログ集』

Monday, November 06, 2006


■月が明るいから、夜空を見上げてみる。

■まるで、と表現できないほどの真丸に輝いているお月様。

■黄金の月夜と言いましょうか、贅沢なお月様を独り占めしている気分になります。

■宿舎からテクテクと歩き、星砂の海岸まで歩いてみると月夜に照らされた海のなかに大きな月が見えました。

■私たちのまわりには、当たり前のように自然があります。

■それに、どれだけ目を配れるか、私たちの感性が輝きます。

Decchi AK

おーりとーり!その他の『沖縄ブログ集』

Sunday, November 05, 2006



■嬉しい晴れ間の西表島。

■風は涼しく、海は澄んで、陽射しは暖かく、久しぶりに開放的な気分。

■同じコースを何度もガイドをしていると、『この場所でこの解説』というポイントがいくつかでてくる。

■そして、全てのポイントで思い通りに話すことができれば、大抵そのツアーは上手くいくという黄金パターンができあがる。

■ただ最初の頃は、知識量の少なさから、そのパターンが少しでもずれると、妙に無言の時間が多かったりして、上手くいくことは稀なくらい未熟。

■結局、話題に対して知識を出し惜しみせずに、あらゆる場所で、何かしらの解説ができるようになる頃、ようやく1日のツアーが上手くいくことが多くなっていく。

■最近思うのは、昔自分の使っていた黄金パターンと、今の私のガイドのパターンは、あんまり変わっていない気がするということ。

■あらゆるパターンを先読みして行動できる要領の良さが一番重要、という想いが、今の自分を支えているのだと思う。

Decchi W

おーりとーり!その他の『沖縄ブログ集』

Saturday, November 04, 2006


■今日も涼しい風の吹く、曇り空の西表島。

■水場の仕事をしている中で、水に濡れても平気なアイテムは必須。

■特に真水にも海水にも浸かる場所にある腕時計は、結構お気に入りの一品。

■中々調子のよいヤツだったのだけれども、最近画面の内側が雲っているのをよく見かける。

■つまりは、中に水が浸水したらしい。

■ツアー中、周囲に気づかれないように、さりげなく時計に目を向けたとき、曇っていると、目を細めて時計に顔を近づける必要がある。

■そうなると、もう『さりげなく時計を見る』という様子ではなくなってしまう。

■『時間を気にしている』というよりむしろ、見た目はただの『ド近眼』。

■それっぽく目を閉じて眉間をつねってみたりして、つじつまを合わせてみる。

Decchi W

おーりとーり!その他の『沖縄ブログ集』

Friday, November 03, 2006


■西表島の今日は、やさしい風の吹く穏やかな1日。

■船浮湾は湖のように凪いでいて、眠くなりそうなくらい静まりかえっている。

■穏やかすぎる海は、眠くなる確立が非常に高い。

■実際、眠かった。

■正直言うと、ちょっと寝た。

■海の女神の持つ、魔性を感じる昼下がり。

Decchi W

おーりとーり!その他の『沖縄ブログ集』

Thursday, November 02, 2006


■今日も西表島は、やや風の強い曇り空。

■そんな日でもツアーはのんびりと、滞りなく進む。

■ホームページに載せるために、ツアー中はベストショットを狙うように、カメラ片手に写真を撮る。

■写真に気がいってしまうと、ついついお客さんに追い抜かれたりもするので、カメラを持ったままパドルを漕ぎ出すこともしばしば。

■そんなことをしていると、パドルを握るときに、ついシャッターを切っていることがある。

■そんなわけで、パドル目線での隠し撮りのような写真ができあがる。

■最近指摘されて気がついたこととして、過去の写真を見てみると、私が撮った写真は、ほとんどが隠し撮りのような雰囲気を漂わせている。

Decchi W

おーりとーり!その他の『沖縄ブログ集』

Wednesday, November 01, 2006


■相変わらず曇り空に覆われた西表島。

■今日の参加者のみなさんは、とびきりの若人たち。

■マングローブや干潟の生物たちに対する反応一つとっても、素直でとてもガイドしやすい。

■問題は、思いの他強めの向かい風と、自分自身の体力の無さ。

■若者と張り合う気はないけれど、頻繁に息切れしていては、ガイドとしての沽券(こけん)に関わる。

■「ここでみんなの写真を撮りましょうか」
「全員が来るまでちょっと待ちましょう」
「トイレはいかなくても大丈夫ですか」
「転ばないように気をつけてゆっくり行きましょう」
「ここに珍しい生物がいますよ」

■休憩するために、なにかと理由をつけて、平静を装う時間をつくることに余念がない。

■ジャングルを歩くとき、ガイドが目ざとく色々な動植物を発見できるのは、私に関して言えば、そんな背景が要因の一つとしてある。

Decchi W

おーりとーり!その他の『沖縄ブログ集』