Friday, March 31, 2006


■昨日に引き続き快晴の西表島。

■干潮時のピーク時であれば、船浦湾は干上がり、歩いてヒナイサーラの滝まで辿り着くことができる。

■ここ最近は、戻る時間と干潮とが重なり合い、カヤックをズリズリと引っ張りながら、干潟を抜けていく。

■周囲を見回すと、色々な生物が目につく。

■晴れの日の干潟は面白い。

■ずっと前に、タツノオトシゴを見かけたことがある。

■たしか生物関係の学生さんのツアーで、彼の登場は、かなり盛り上がった。

■その当時は、ちょっと驚いたものの、きっとこの辺によくいるのだろうと思い込み、冷静を装ったのを憶えている。
http://www.h5.dion.ne.jp/~lb.fmag2/043/21-31/04323.htm

■実はあれ以来、見つけたことがない。

■干潟を散策する度に、あの日の過去の栄冠が頭をよぎる。

Decchi W

おーりとーり!その他の『沖縄ブログ集』

Thursday, March 30, 2006


■雲ひとつ無い快晴の西表島。

■大潮の干潮のピークには、水はほぼ干上がって、広大な干潟が現れる。

■そして、干潟の住人の代表格、ミナミコメツキガニたちが、ウジャウジャと這い出してくる。

■気がつけば、干潟一面を無数のカニが埋め尽くす。

■ここがカヤックでスイスイと漕いできた場所とは思えないくらい、あっという間に水は消えてしまう。

■その風景の変化や、コメツキガニの登場に沸き立つ参加者たち。

■そして、その傍らで誰にも気付かれないように、小さな小さなため息をつく私。

■カヤック引っ張って帰るのしんどいな・・・。

Decchi W

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Wednesday, March 29, 2006


■涼しく快適な晴れの一日。

■こんな日は、猛烈に昼寝がしたくなる。

■ジャングルの木陰の下は、ほどよい木漏れ日が射し、この時期、絶好の昼寝ポイントを作り出してくれる。

■また同時に、昼食後は、お腹も満足して、身体は寝る気満々の体制を作り出していく。

■基本的に、ジャングルの中に仕事以外で入ることなんてない。

■イコール、ジャングルでは眠れない。

■かゆくも無い頭をバリバリと掻いて、何気に眠気を紛らわす。

■せわしなく蜜を吸うチョウを横目に、軽快に立ち上がる。

■睡眠欲を満たすのは、私もチョウも、夜までおあずけ。

Decchi W

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Tuesday, March 28, 2006



■久しぶりに晴れ間の嬉しい西表島。

■ただ、北風がちょっと強めで、若干肌寒い。

■海もザブザブと波立っている。

■でも海の中は、相変わらずの光景が広がっている。

■イソギンチャクに射し込む日差しと、顔を覗かせるカクレクマノミ。

■カクレクマノミは映画などでもピックアップされて、可愛らしいイメージばかりが先行するも、案外実物はムッツリとしている場合がほとんど。

■そんなクマノミも正面からのアングルは、油断しているのか愛らしい表情が多い。

■泳ぐにはちょっと寒い今日。

■足元にカメラだけ沈めて、偶然撮れた一枚。

Decchi W

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Monday, March 27, 2006


■曇りの日の西表島。

■油断していたら、昼間に見事に雨に降られて、全身びしょ濡れ。

■ジャングルの中では、木の幹や石の上に、オオタニワタリの葉がよく見られる。

■八重山では食材としても名高いオオタニワタリ。

■何気に『食材としても』と書いてみたものの、それ以外はよくわからない。

■観葉植物と考えてみるも、別に名高くはない。

■むしろ食材としてしか認識していない。

■見かける度に、投げかける視線は常に食欲混じり。

■瞳の奥には、炒めた姿や、天ぷらの姿が映し出されている。

■言葉にさえしなければ、その姿はとても植物好きな人に見える。

Decchi W

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Sunday, March 26, 2006


■朝に猛烈な雨が降った西表島。

■幸い、ツアーが始まる頃には曇りの天気へと変わり、雨に濡れることはなく、快適な一日。

■ボロボロの枯葉のように見えるイシカゲチョウ。

■良く見ると繊細な模様が綺麗に線対称に配置されている。

■虫の苦手な参加者の一人が
「さぶいぼ立ったわ」とつぶやいたのを耳にする。

■そういえば、関西方面では『トリハダ』のことを『さぶいぼ』と言うのだっけ。

■『さぶいぼ』って使った事がない。

■『トリハダ』は読んで字の如く、『チキン・スキン(鳥肌)』のこと。

■そして『さぶいぼ』は、『Subのイボ』なのだろうと、実はつい最近まで思っていたりする。

■『さぶい時にでるイボ』という極めて単純明快な答えが、なんで出てこなかったんだろう・・・。

Decchi W

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Saturday, March 25, 2006


■暖かい日差しの西表島。

■マングローブの川にはオヒルギの種がプカプカと流れてくる。

■時期的にピークは過ぎたものの、まだ頻繁に見かけるオヒルギの種。

■そのうちメヒルギの種が落ちだし、さらにヤエヤマヒルギの種も落ちだしてくる。

■写真はカヤックの上から、カメラを水に沈めて撮ったものなだけに、なんともテキトーな構図に仕上がっている。

■自らが水に潜るには、まだ水が冷たすぎる。

■夏場にでも、再度挑戦してみようかとも考えるものの、そういうときに限って、種が流れていなかったりするのだと思う。

■それ以前に、多分忘れてしまっているような気もする。

Decchi W

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Friday, March 24, 2006


■曇りや雨の西表島。

■北風が吹く日は、北向きの海岸に色々な種が流れ着く。

■写真は熟しかけたアダンの種で、それほど珍しいものではない。

■西表島では、緑色のアダンの実が徐々に色づき始めている。

■夏が近づくと、熟したアダンの実から、甘い香りが漂いはじめる季節が思い浮かぶ。

■波音の聞こえる海岸、ヤシの木陰で、昼寝をするという夢はあれど、西表島の海岸にヤシの木が無いこともあり、未だ叶わず。

■アダンの木陰の下、甘いニオイに鼻をくすぐられながらの昼寝なら、夏の時期に何度か経験がある。

■もっとも僅か数分で、携帯のアラーム音に起こされてしまうのだけれど・・・。

Decchi W

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Thursday, March 23, 2006


■西表島は雨、後曇り、後晴れ、後曇り、後雨。

■雨の予報を覆す曇りと晴れは、きっと日頃の行いの賜物。

■この写真は西表島の中でも、結構お気に入りの場所の一つ。

■射し込む日差しが川面に反射して、キラキラと輝いている。

■夏場でも涼しいこの場所。

■振り返ると泳げる深さの水場がある。

■観光地ではないし、カヤックでしかこれないので、人の気配は無い。

■人目が無い場所では本性が現れるとはいうものの、こんな自然の中ではやましい気持ちなど起きないし、することもない。

■瞑想にふけるには、理想的な場所。

■そんな時間はないけど。

Decchi W

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Wednesday, March 22, 2006


■気持ちの良いそよ風が吹く西表島。

■眩しい日差しも心地よく、適度な気温が快適さを運んできてくれる。

■西表島の森の中で、木々などに、タカサゴシロアリの巣に遭遇することがある。

■巣を構成する土のカタマリは、土だけにその強度は低い。

■ただ、土のカタマリにしては、そこそこの強度があるとも言える。

■もろいもろいと思っていると、思った以上に固いことに気付かされることもある。

■意外性が呼び起こす、本来以上の評価。

■最初にハードルを下げておくことで、より大きな感動が巻き起こる。

■私自身、数多い欠点を微妙に隠したいときに、多いに活用することがある。

■人並みに行っただけで、絶賛されてしまう快楽。

■賞賛した人も、時が経つにつれ、首をかしげることが多いはず・・・。

Decchi W

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Tuesday, March 21, 2006


■西表島は、曇りの天気予報を覆し、晴れ間の多い日中。

■暑すぎず、寒すぎず、心地よい。

■ヒナイサーラの滝壷付近は、大抵水しぶきが舞っていて、日差しが射すと、虹を見る事がよくある。

■虹は、近くにいる人からは案外見えていないことがある。

■とりあえず写真は撮ってみるものの、特に何も言わずに放っておくことが多い。

■写真のように、肩口に虹がかかることや、虹の上に乗っているように見えることもある。

■昔から、虹を見ると7色全てを確認しようとする癖がある。

■赤、青、黄、緑、藍、紫、橙・・・。

■今までに、はっきりと全ての色を目視できた試しがない。

■そもそも、青色と藍色の違いってなんだろう。

Decchi W

おーりとーり!その他の『沖縄ブログ集』

Monday, March 20, 2006


■少しずつ暖かい日が多くなってきた西表島。

■日中に外で心地よく昼寝ができそう。

■ツアーで訪れた星砂の浜は、まだちょっと風が肌寒い。

■泳ぐ気になれなかったので、無数に散らばる星の砂の上をのんびりと散策して過ごす。

■ふと見かけた、元サンゴの欠片。

■全力でどうでもいいと思いつつも、何となく写真を撮ってみる。

■「何があったんですか?」
「・・・いえ、何にもないです。」

■私がカメラを向けていた、何も無い砂浜を見つめる参加者。

■その時既に、元サンゴ氏は私のバックビハインドショットで海の中。

Decchi W

おーりとーり!その他の『沖縄ブログ集』

Sunday, March 19, 2006

■サーバーがエラーを起こしているらしく、画像がアップできないので、非常に残念ではありますが、今日のブログ西表島はお休みです。

■見にきてくれた方々には申し訳ありませんが、また明日以降の再訪をお待ちしています。

Decchi W

おーりとーり!その他の『沖縄ブログ集』

Saturday, March 18, 2006


■天気予報も外れて快晴の西表島。

■やや南風が強く感じるも、暑いくらいの日が射す日中。

■マングローブの中へと入っていくと、テンションも上がる。

■当たり前のように、毎日マングローブを見続けていると、珍しいものとしての認識が薄れてくる。

■参加者のテンションが上がる中、私が通常のままだと、妙な違和感がある。

■(あれ?あんまり珍しいものではないのかな・・・)
そんな勘違いをされる恐れがある。

■かといって、一緒に「凄い!」と叫ぶのもおかしい。

■(この人いつも見てるんじゃないの?)と、
当然の如くそう思われる。

■そんなときは、笑顔でも真顔でもなく、アンニュイで憂いを帯びた表情で自然の中に溶け込む。

■多分、溶け込めていない。

Decchi W

おーりとーり!その他の『沖縄ブログ集』

Friday, March 17, 2006


■午前中にちょっとだけ晴れ間を見せた西表島。

■多分10分と経たないうちに、雲に隠れた青空。

■青空には旋回するカンムリワシ。

■ピーピーと甲高い声で、気持ち良さそうに飛んでいる。

■小学生の頃、習った歌の中で、何かの鳥の鳴き声を『ぴーーん・よろー』と表現していた歌詞があったのを覚えているのだけれども、もしかしたらあれは、ワシ・タカの類の鳴き声だったのかもしれないと、思い出す。

■カヤックの上で、イナバウアーばりに背中をのけぞらせて、カンムリワシを目で追い続ける空の下。

Decchi W

おーりとーり『沖縄ブログ集』

Thursday, March 16, 2006


■午前中は晴れ、南風が心地よい西表島。

■昼に突然北風に変わり、雨、そして曇り。

■予測していたとはいえ、後2時間程(ツアーが終わるまで)待って欲しかった。

■港付近をカヤックで漕いでいると、魚が猛烈な勢いで水上を飛び跳ねていくのを見かけることがある。

■アホな魚がカヤックに衝突することもある。

■魚はあんまり詳しくないものの、以前、漁をしている人から『サヨリ』だと聞いたことがあるので、多分そうなんだと思う。

■そして、近くで見ると、すっっごく美味しそうに見える。

■食べたいという衝動を抑えつつ、シャッターを切る。

■体長は50センチオーバーで、銀色に輝く胴回りは、片手で握りきれないくらいに太く肥えている。

■と、いうわけで、写真を撮っているときは、手に持っているわけです。

Decchi W

とりあえず『沖縄ブログ集』へ

Wednesday, March 15, 2006


■西表島は晴れ後曇り。

■やや強めの南風が吹いている。

■干潟の水溜りには、カニの目が潜望鏡のように飛び出している。

■慣れてくると、水面のカニたちの様子がよくわかる。

■小さい頃に、雑誌の付録か何かで、単純な潜望鏡を作成したことがある。

■何故か心踊るような気持ちでつくったにも関わらず、思いの他、実生活で活用されないことに気付く。

■役立つことが一度もなかった雑誌の教材。

■水溜りから飛び出すカニの目を見ると、若かりし頃の紙製の潜望鏡を思い出す。

Decchi W

チェックしたくなる『沖縄ブログ集』

Tuesday, March 14, 2006


■いまいちの天気が続く西表島。

■やや風が冷たい。

■ツアー中に解説をする際、全員が集まってから話すのは当然ではあれど、他愛の無い話を近くの人とだけすることもある。

■何気なく言ったことでも、後まで伝えようとしてくれる律儀さが嬉しい反面、伝言ゲームのように、正確に伝わることは皆無に近い。

■「この木は世界一大きい蛾がタマゴを生みに来る木なんですよ」
「へぇ~!凄いですね。世界一大きいガだってさ!」
「世界一大きいイカ?こんなところまでイカが?!」
「世界一大きいシカだってさ」
「世界一大きいシカがタマゴを生みに来る木!?すげえ!」
「この辺にヤックルがいるんだってさ」
「・・・・・マジで?」

■原型をとどめていないどころか、常識の枠を通り越して、物語は一気にファンタジーの世界へ。

Decchi W

それはそれで面白い『沖縄ブログ集』

Monday, March 13, 2006


■今日の西表島は、かなり寒い。

■降りしきる雨が、さらに寒さを感じさせてくれる。

■雨はそれほど強くなく、いわゆる時雨模様(しぐれもよう)。

■この『時雨模様』というワードは、実は私はあまり使用したことがない。

■朝方、天気が気になったので、気象台に連絡して話を聞いていたところ、予報官らしき人が、
「いわゆる時雨模様というヤツですね」
と、教えてくれた。

■「あ、はぁ、なるほど」
と、同意はしてみたものの、全然イメージが沸いてこない。

■辞書には、『秋から冬にかけて降るにわか雨』と記載されている。

■とりあえず、ツアー中に知ったように使用してみる。

■「今日はいわゆる時雨模様というヤツですね」
「えぇ、そうですね」

■特に話が広がるということもなく、一瞬で終わる自己満足。

Decchi W

写真は食べられなくても人気のクワズイモ『沖縄ブログ集』

Sunday, March 12, 2006


■午後から突然の風雨が吹き荒れる西表島。

■穏やかな日中と思うのもつかの間、早速、雨雲が島を覆い始める。

■予報通り、予想通り、日本の気象庁の優秀さがうらめしい。

■雨が降り、天候が荒れることは伝えてある。

■予測していれば、ショックが少ないし、心構えもできる。

■さらにいうと、荒れる程度が予想以下だった場合は、ちょっと嬉しく感じることもできる。

■ネガティブからポジティブへの心理変換。

■遅刻確定で、目的地まで30分はかかると思われるとき、
「後10分で行くから!」と伝えたときと、
「後1時間後には着くから!」と伝えたときとでは、
後者の方が、現場に着いたとき、明らかに相手の反応がいい。

■その他にも、色々な応用がきく。

■でもこういうワザは、ばれると信用の回復が異様に難しい。

Decchi W

諸刃の剣をやさしく受け止める『沖縄ブログ集』

Saturday, March 11, 2006


■雲ひとつ無い快晴の西表島。

■顔を撫でていく南風が気持ち良い。

■晴れの日のガイドはアホでも出来るとはよく言ったもの。

■道案内するだけで、西表島の絶好のフィールドが、人を満足させてくれる。

■解説いらず、盛り上げいらず。

■ぽけ~っと空を見上げる。

■自然に口が開く。

■緊張感の無いその姿、まさにアホそのもの。

■暑くて脳みそが溶けるとは、本当のことかもしれない。

Decchi W

西表島のホワイトサンドに会える『沖縄ブログ集』

Friday, March 10, 2006


■暖かい日が続く西表島。

■そろそろ上着が邪魔になってくる。

■宿舎から歩いて1分の海へ、毎朝天候状況を見に行く

■砂浜にて秀作を発見。

■滑らかな斜面に、鋭利な頂点、そしてトンネル。

■覗いて見ると、向こうまでしっかりと続いている。

■思わず腕とか入れてみたくなるのは人のサガ。

■そんなときに限って、知らない人が、後から散歩に来ていたりする。

■(しまった・・・)と思うとき既に遅し。

■(コイツ、いいトシして砂遊びかよ。そんなにトンネル好きなのか?)そんな視線が痛い。

■(ち、違う、そうじゃなくて、いや、トンネルは好きだけど、そうなんだけど・・・。)

■波の音だけが響く。

Decchi W

西表島のホワイトサンドに会える『沖縄ブログ集』

Thursday, March 09, 2006


■夕方以降は、やや風の強い西表島。

■結構強めの日差しが降り注ぐ。

■カヤックで水の上を漕いでいると、遠くの人まで声が届かないことがよくある。

■風の強い日などは特にその傾向が強い。

■「何処へ向かえばいいですか?」
「まっすぐ行くと、川の入り口があるので、そこへ向かいます」
「はい?ハマへ行くんですか?」
「川です!カワ!」
「えー?カバ?!」

■私のカツゼツが悪いのだろうか・・・。

■正確に聞き取ることが出来た友達が、さらに伝えようと声を張り上げている。

■「川だってー!カ・ワ!リバー!」
「リ?なにー!?」
「リバー!リバー!カワ!ドナウ川!」

■何故ヨーロッパの国際河川が登場したのかは不明だけれども、伝えようという意気込みは伝わってくる。

■既に諦めていた私は、行ったこともないドナウの流れに身をまかせつつ、異国の情景に想いを馳せる。

■ドイツ、オーストリア、スロバキア、ハンガリー、クロアチア、セルビアモンテネグロ、ルーマニア、、、忘れた。

Decchi W

地理の授業は嫌いでした・・・『沖縄ブログ集』

Wednesday, March 08, 2006


■西表島の天気予報は雨。

■でもこうして晴れているのは、きっと私が晴れ男だからだろうと自負している。

■一年中ツアーで外に出ていれば、そりゃ毎日晴れるハズがない。

■こうして雨の予定をくつがえしたときは、とても気持ちが良い。

■話は変わって、今日、同じ名前のお客さんが3人もいたことに驚く。

■「○○さん」と呼ぶと、3人が反応する。

■ツアー中で、一人と面と向かって話すことはあまり無い。

■ぼんやりと全体を見て話すことが多いだけに、名前で呼べないとかなり不便を感じる。

■遠くから声を掛けようとして、思わず固まる。

■多分、相手も(今、声を掛けようとして迷っているんだろうな・・・)とわかっているようす。

■向かい合って、お互い苦笑い。

■「え~~、、、、はい、ありがとうございます(察してくれて)」

■かゆくも無いのに、頭をかく仕草が多い一日。

Decchi W

抜群の晴れ男女達がおくる『沖縄ブログ集』

Tuesday, March 07, 2006


■雨が降ったり止んだりの西表島。

■風が無く、雨さえなければ、絶好のカヤック日和。

■ピナイサーラへ向かう途中の、ヒナイ川に浮かぶ朽木に、白い綿毛。

■よく見ると、一般的に”KEMUSHI”と呼ばれる生物。

■繊細な白い毛並みを雨に濡らして、少々弱っているようにも見える。

■以前、これと同じ奴が川を漂っているのを見かけたことがある。

■なんとなく、さわるのが嫌で、そのまま流されていくのを見送ったあの日。

■あの日というか昨日。

■きっとあの時の彼だろうと、思い込むことにする。

■すると自分の罪悪感が見事に解消。

■人はそうやって生きているんだと思う。

Decchi W

雨の日も良いことはある『沖縄ブログ集』

Monday, March 06, 2006


■今日の西表島は暑い。

■いつもよりも湿気があるようで、汗がじっとりとにじんでくる。

■上着を脱いでくればよかったという想いが交錯する。

■天気予報から、暑くなりそうということは、わかっていたものの、この微妙な季節は中々上着が手放せない。

■そして後悔。

■「脱ぎたいな・・・」

■そんな想いも虚しく、山歩きは続く。

■ツアーの途中で、人知れず川に全身を浸してみる。

■凍えるように水が冷たい。

■腰くらいまで、水に入った時点で気がつきそうなものだけれど、諸々の事情により、首まで真水に浸かる。

■後悔はしていない。

■というか、転んだだけ。

まだ水は冷たい『沖縄ブログ集』

Sunday, March 05, 2006


■強い日差しの降り注ぐ西表島。

■ジャングルの中では、セイシカが咲き誇っている。

■今日お客さんに「ブログ書いてますよね」と声を掛けられる。

■あまりに意外な言葉に、まともに返答できない。

■もちろんこのブログが見られていることは嬉しいし、たくさんの人に見て欲しいという想いもある。

■でも実際に見ている人に声を掛けられると、嬉しい反面、妙に気恥ずかしい気分になる。

■多分、毎日しょうもないことばっかり書いているからだと思う。

■内容のことを話せるわけもなく、笑って誤魔化す。

■これからは六法全書や医学書などの内容も織り交ぜていこうかと思う。

Decchi W

軽い気持ちで楽しむ『沖縄ブログ集』

Saturday, March 04, 2006


■日差しが降り注ぐ西表島。

■やっと晴れた!

■思わず叫んでしまいそうなくらい、久しぶりの青空。

■カヤックを漕ぐのも気持ちが良い。

■『晴れの日』というと、何かで聞いた『裏(ケ)の日』という言葉を思い出す。

■確か『ハレの日』の対義語というカタチで記憶に残っているのだけれど、あんまりよく覚えていない。

■辞書で調べてみようとしたものの、載っていない。

■自分の記憶違いだったかもしれない。

■日中は結構そのことが気になって、そのワードが、頭の中をぐるぐるまわっていた。

■せっかくの晴れの日に、もったいないことをしたような気がする。

Decchi W

晴れの日最高!『沖縄ブログ集』

Friday, March 03, 2006


■やや晴れよりの曇り空の西表島。

■暖かくも涼しく、快適な一日。

■ ツアー中は、基本的にはガイドはしゃべりすぎずに、お客さんに感性をまかせている。

■皆、思い思いに見たり、聞いたり、話したり。

■最近の言葉なのか、異様に略語が多い。

■会話の流れからわかったことは、「ゴブ」=「ご無沙汰」、「アラブ」=「アイラブユー」など。

■世代の違いを感じる・・・。

■都心から離れた、この西表島にいるからだろうか。

■そんな一抹の不安。

Decchi W

日差しが嬉しい『沖縄ブログ集』

Thursday, March 02, 2006


■曇りの空が続く西表島。

■今日は、午後にちょっとだけ日差しを垣間見る。

■食事をしたあと、カヤックに揺られていると、眠くなるときがある。

■お客さんも、カヤックに慣れてきたこともあり、目を閉じてしまいたくなることがあるらしい。

■確かにカヤックの上で昼寝をするのは気持ちがよさそう。

■実際に目を閉じたこともあるのだけれど、油断をすると、シダの林に突っ込む恐れがある。

■いや、突っ込んだことはある。

■問題はそのあとのフォロー。

■後から突き刺さる視線が痛い。

■何事もなかったかのようにシダの中から出てくるカヤック。

■何も言わない無表情で『ワザと突っ込みました』という雰囲気をかもしだす。

■何も無いシダ周辺を、不思議そうに見つめる参加者のみなさん。

Decchi W

日差しが嬉しい『沖縄ブログ集』

Wednesday, March 01, 2006


■強烈な北風が吹きつける西表島。

■雨と風が入り混じり、悪天候さながらの日中。

■夕方過ぎて、ようやく雨が止みかけてきているものの、まだ風は強い。

■朝起きて、今日が燃えるゴミの回収日だったことに気付く。

■西表島は、ゴミ捨て場への投棄が廃止になって、分別回収制へと変わり、まだ一ヶ月と経っていない。

■とりあえず、まとめておいた紙ゴミを出そうとするものの、ゴミ袋が随分軽い。

■さすが紙。

■ゴミ置き場は『各家の前』ということなので、道路際に置いてみたものの、突風でゴロゴロと転がって右から左へ。

■パタパタとサンダルを鳴らしながら、ゴミ袋を捕まえて思い悩む。

■私は出社する時間なので、ずっとゴミを見ているほど暇ではない。

■垣根の内側に隠しておこうかと考えるものの、気付かれそうにない。

■街路樹に縛り付けておくのは、回収する人への嫌がらせに近い。

■サンゴを拾ってきて、のっけておくということも考えたけど時間が無い。

■他の家の前のゴミ袋は何故か飛ばされずに、どっしりと構えている。

■自分だけが知らない秘密の方法があるんだろうか、とさえ感じる。

■仕方が無いので、結局ゴミは部屋の中へ逆戻り。

■これからは圧縮に圧縮を重ね、風にも負けない立派な紙ゴミへと成長してもらうことにした。

■はやく巣立ってほしい。

今日の天気は大荒れ『沖縄ブログ集』