Friday, June 30, 2006


■相変わらずの快晴が続く西表島。

■そして星砂の浜の海は、ぬるい。

■この際、台風も雨も降らず、ず~っと晴れていてくれればと思う。

■もっとも、雨や台風が来ないと、それはそれで色々な方向からシワ寄せがくるのだけど・・・。

■そんな星砂の浜の、ヒザくらいの深さの場所で、クマノミの家族を発見。

■「カワイイ!カワイイ!」を連呼する女性陣。

■「でも、大きいクマノミはよく見るとリアルすぎてちょっとね・・・。」と、冷静なコメントも。

■以前書いたかもしれないけれど、確かにクマノミの顔はあんまり可愛くは無い。

■というか、魚の顔で可愛いものは、そうそうは無いと思う。

■映画のイメージが先行していて、実際のリアルが認められにくい、よくある一例。

■往々にして、アニメの実写化は評価が厳しい。

■私がアニメ化されて大人気になったとしても、調子にのって人前には出ないように気をつけたい。

Decchi W

おーりとーり!その他の『沖縄ブログ集』

Thursday, June 29, 2006


■快晴の日が続く西表島。

■嬉しい反面、こんなに快晴続きでいいのか?と、不安になってしまう。

■幸せ慣れしていない人間の、かなしいサガ。

■『塞翁が馬』と言うように、そろそろやっかいなことが起こるのでは・・・と、懐疑的な想いが抜けない。

■話は変わって、今日の参加者の方が、西表島の一面の鮮やかな緑のジャングルを見て、
「緑々(りょくりょく)しいな~!」と、話していた。

■生まれてこのかた、聞いたこと無い形容詞が飛び出してきた。

■『緑々しい』
・・・きっと関西方面では、通常使用してるワードなのかもしれない。

■イキオイにまかせて、目で見た想いがそのまま言葉になったような気もする。

■私自身、年齢的にも、そういったリリカルな部分を受け入れる柔軟性を、失わないようにしたいと思う。

Decchi W

おーりとーり!その他の『沖縄ブログ集』

Wednesday, June 28, 2006


■今日もまた、快晴の青空が続く西表島。

■洗ったパドルを干す作業すら心地よい。

■この時期は20時頃まで外が明るいので、感覚が狂いがち。

■ガイドを終えて帰ってきても、この青空の時間があるだけで、何となく嬉しい。

■幼少の頃、「どうして空が青いの?」
という質問に対して、「そんなこと知らなくていい」
と、返されたことがある。

■今思えば、あのとき奴は、答えを知らなかったのではないかと思う。

■でも、大人になって答えを知っている今、子供に同じ質問をされたら、やっぱり心の中では(そんなこと知らなくていいよ・・・)とつぶやくと思う。

Decchi W

おーりとーり!その他の『沖縄ブログ集』

Monday, June 26, 2006

■強い日差しが射しこむ西表島のジャングル。

■今はサガリバナの時期。

■夜にしか花を咲かせない、非常に珍しい花のうちの一つ。

■昼間には、こうして花のツボミがみられる。

■今日はヒナイサーラの滝で救助訓練があって、思いの他ヘトヘトになって帰ってきたところ。

■猛烈な日差しに、体力と思考力を奪われたらしい。

■この文章を打ち込むのに、10回以上の打ち間違いに加え、3回程眠気で意識が飛びそうになり、僅か数行で40~50分の時間を浪費している。

■『暑さで脳みそが溶ける』という表現があるけれど、多分、今の私の状況をさしているのだと思う。

Decchi W

おーりとーり!その他の『沖縄ブログ集』

■カンカン照りの日が続く西表島。

■とにかく暑くて、海がぬるい。

■ヒナイ川のマングローブ林に、いつも同じサギを見かける。

■「そこにサギが一羽、エサを探しているみたいですね」
「おぉ~!凄い!」

■珍しい鳥というわけではないものの、凄いというリアクションが返ってくると、ちょっと嬉しい。

■でもこのサギ、近づいても逃げない上に、妙にやせていることが気になる。

■「・・・なんであんなにガリガリなんですか?」
「・・・えぇ~と、、、なんででしょう」

■この日、お客さんと導き出した結論は『ダイエット中』。

Decchi W

おーりとーり!その他の『沖縄ブログ集』

Sunday, June 25, 2006


■まだまだ快晴の日が続いている西表島。

■木漏れ日が差し込むジャングルの中は、それなりに涼しく、それなりに暑い。

■汗をかかないように、息切れをしないように、ノコノコと歩く。

■日常歩くときも、ぺたぺたとチカラを抜いて歩いているせいか、手抜き(足抜き?)歩きが上達していることに気づく。

■同時に、異様に足の筋力が落ちていることに気づき、あんまり得をしていないことにも気づく。

■「普段運動とか、あまりされたりはしないですか?」
と、お客さんに尋ねる言葉は、自分自身への自虐に近い。

■久々に足の筋力アップの必要性を痛感した一日。

■思い出したようにスクワットをしてみて、10回ほどで鉛のように重くなる足がここにある。

Decchi W

おーりとーり!その他の『沖縄ブログ集』

Saturday, June 24, 2006


■快晴が続く西表島。

■天気予報も『晴れ』『南風』『波1.0M』と単調な繰り返しが続く。

■今日は大潮で干潮のピークがお昼ごろにあたる。

■そんな日は少々面倒な日になることがある。

■『行き』に引潮で『帰り』に満ち潮になった場合、潮に逆らって進む為、カヤックが中々進まない。

■こんなに凪の水面なのに、思いの他カヤックが前に進まない苛立ちを覚える。

■もちろん、初めてカヤックを体験する人は、言われなければわからないので、カヤックはそういうものと思い込む人も多い。

■予想がついているだけに、「行きも帰りも大変ですよ」とは言いづらい。

■「カヤックが中々進まないですね」
「・・・まぁ、そぉですね」

■知らぬが花という言葉を都合よく解釈することで、罪悪感を薄めることができる。

Decchi W


おーりとーり!その他の『沖縄ブログ集』

Friday, June 23, 2006


■さんさんと夏の日差しが降り注ぐ西表島。

■川を泳いで適度に下がった体温が、日差しを心地よく感じさせてくれる。

■ジャングルの奥まで来ると、人が来ないこともあって、極端に無防備になる傾向がある。

■昼食もすんで、お腹いっぱいになって、泳いで疲れて、気持ちの良い休息のひとときがあれば、そりゃあ眠くなるのは人のサガ。

■ジャングルの中ですっかり開放感に浸って、夢の中へ。

■誰にも見られていないから、という気持ちはよくわかる。

■ツアーも中盤にさしかかると、基本的にガイドは『人』としてカウントされない。

Decchi W

おーりとーり!その他の『沖縄ブログ集』

Thursday, June 22, 2006


■まさに快晴の空が広がる西表島。

■こんな日は汗をかくのも気にせずに、走り回って木陰で涼んで昼寝をするか、海に寝そべって浮かんでいたい気分になる。

■とりあえず、砂浜に広がるグンバイヒルガオを踏まないように、木陰で横になってみる。

■青い空に白い雲が流れ、見ているだけでも心地よい。

■ふと、以前
「快晴ですね」と言ったときに、
「雲があるじゃないですか」と、言われたことがある。

■(・・・あれ?快晴って快い晴れのことだから、人それぞれなのでは?)

■言葉を指摘する人に、言葉の指摘をすると、経験上面倒なことになることが多いので、適当に流してその場をやりすごす。

■基本的に私の場合、ちょっとでも晴れていれば快晴と呼んでしまうフシがあるので、まぁ、感覚の相違は否めない。

Decchi W

おーりとーり!その他の『沖縄ブログ集』

Wednesday, June 21, 2006


■晴れたと思ったら、突然激しい雨が降り出したり、不安定な天気の西表島。

■おなじみのシオマネキは、近づくと素早く穴の中に隠れてしまうものの、ジッと待っているとゆっくりと出てきてくれる。

■写真の彼は、近場の穴に逃げ込んだはいいけれど、先客がいたらしく、中途半端なところで立ち尽くしている。

■そんな光景を撮ってみたものの、説明しないとわからない上に、画像としては地味なので、あんまり納得がいかない。

■生物図鑑の写真を撮っている人とかは、きっと何時間もかけて、雨に濡れたり、日差しを待ったりしながら、ベストショットを狙うのだと思う。

■そう考えると、素人の私が30秒くらいでこの写真なのは、それはそれで分相応なのかもしれない。

■年を経るにつれ、色々な方法で、自分自身を誤魔化す方法を身につけているのがわかる。

Decchi W

おーりとーり!その他の『沖縄ブログ集』

Tuesday, June 20, 2006


■気持ちがいいくらいに晴れ渡った西表島の空。

■高層には霞のような薄い雲が見えていて、ゆるい南風が吹いている。

■こんな日は、ただ歩いているだけでも西表島の雰囲気が楽しめるからいい。

■言ってしまえば、ガイドが何にも話す必要がない。

■写真のアカメガシワなんかは、ツアー中に見かけることがほとんど無いので、解説をする知識的な要素が乏しい。

■それでも何かしら言わなければいけない時はあるもので、名前以外の知識を引っ張り出す必要がある。

■「これはアカメガシワと言って、え~、薬用にもなるものですね」

■言ったあと、”しまった”と思う。

■何に効くのかが思い出せない、というか知らない。

■『葉を煎じることで胃腸薬になる民間療法がある』というのは、後で調べた知識。

■そのことを聞かれないように、話や視線の方向を操作しつつ移動を始める。

■抜群に得意分野だけの会話の中で、流れるようにツアーが終わるのは稀。

■「ガイドさんは物知りですね」
などと言われる日も、何気に水面下では、ガイドの必死の心理的・物理的な誘導や操作が行われている。

Decchi W

おーりとーり!その他の『沖縄ブログ集』

Monday, June 19, 2006


■やや蒸し暑い曇り空の西表島。

■川面を流れてくるの白い花びら。

■この形は、、、カラコンテリギか。

■時期的にかなり遅く、狂い咲きの部類に入る。

■私はこの花の香りがあんまり好きではない。

■ジャングルの中で、カラコンテリギの匂いが風に乗って流れてくると、すぐにわかる。

■強烈な香りと思っていたものの、お客さんの反応は様々なので、実際は普通の香りなのかもしれない。

■「キライな匂いだから、すぐにわかるんですよ」
と、そんなことを言われ、なるほどと思ったこともある。

■花の香りは多種多様で、花によってハッキリと好みが分かれる。

■もちろんよって来る虫たちも、好みによって分かれる。

■妙な香りを放つ花には、きっとマニアックな虫たちが集まるのだと思う。

■虫たちも、珍味を味わう感覚で、たまにはあっちの花も味見、、、なんてことがあるのかもしれない。

■好みや好き嫌い、タデ喰う虫も好きずきというように、ある意味、人の世界にも共通するところがある。

■少なくとも、カラコンテリギに集まる虫たちとは、気が合わない。多分。

Decchi W

おーりとーり!その他の『沖縄ブログ集』

Sunday, June 18, 2006


■やたらと蒸し暑い西表島。

■時折、一時的な雨が降り、そしてまた、強烈な日差しが射す。

■暑さをしのぐように、モクマオウの木陰に陣取るウシを見かける。

■ウシも賢いヤツとそうでないヤツがいる。

■みんな同じ様に見えるウシも、長く接していると、個性的な性格が見え隠れする。

■色男のウシはやっぱりモテるし、間抜け面のウシはそうでもなかったりする。

■妙に食の細いヤツや、やたらとアブに刺されるヤツもいる。

■ウシの身体に引っ付いたアブを、一頭一頭パチンパチンと叩き潰していったことが思い出される。

■ウシは結構おもいっきり叩いても動じない。

Decchi W

おーりとーり!その他の『沖縄ブログ集』

Saturday, June 17, 2006


■蒸し暑い日差しが降り注ぐ西表島。

■こんな日にサンゴの海で泳げるのは、やっぱり嬉しい。

■ユラユラと優雅に泳いでいるつもりなので、フィンキックも余計な力は入れずに、推進力を引き出してくれる。

■(・・・あ、足つった。)

■優雅とは程遠い体勢で、フィンの先を持って、手前に引き寄せる。

■こういうときは、あわてないことが大切。

■冷静に、冷静に、足の筋肉をほぐす。

■サンゴの海を撮るための水中カメラも、サンゴが3割程度しかうつっていない。

■そして何事もなかったかのように泳ぎだす。

■基本的には優雅でもなんでもない。

Decchi W

おーりとーり!その他の『沖縄ブログ集』

Friday, June 16, 2006


■強い日差しの西表島。

■なにもしていなくても、数分で汗が吹き出してくる湿気。

■道端の無人販売所に、垂涎の一品、マンゴーが並んでいるのをみかける。

■色ツヤも大きさも申し分ないものが、立ち並んでいる。

■これだけのシロモノは、やっぱり値がはる。

■日本の標準価格に比べると、随分安いようだけれど、過去に1日平均10個近くのマンゴーをむさぼり喰っていた私にとっては、中々手がでない一品ではある。

■(あぁ、食べたぃ・・・)

■舌の記憶がマンゴーの味を呼び起こし、唾液が止まらない。

■さんさんと降り注ぐ日差しの下、頭の中をマンゴーがぐるぐる回る。

■約5分後、流れる汗に、妄想の世界から現実に引き戻され、ゆっくりと歩き出す。

■おそらく梅雨が明けると、また一気にたくさんのフルーツが出てくることが予想される。

■今年もまた、マンゴーの前で立ち尽くす夏がやってくる。

Decchi W

おーりとーり!その他の『沖縄ブログ集』

Thursday, June 15, 2006


■晴れ間が見え始めている西表島の日中。

■「そろそろ梅雨が明けますか?」
「まだ、先です。」
「いつごろ明けそうですか?」
「まだ、わかりません」

■そんな気象台とのやりとりが終わり、電話を切ると同時にため息がもれる。

■どうやらまだ曇りや雨の日は続きそう。

■写真のザトウムシは、ジャングルの中では頻繁にみかける生物。

■多分見かけない日は皆無ではないかと思うほど。

■その形状から、初めて見た人は『変わったクモ』と呼ぶ人が多い。

■「さっき変わったクモがいたんですよ」
「足の長いヤツですか?ザトウムシじゃないですかね」

■基本的に『変わったクモ』=『ザトウムシ』という感覚で、見てなくても答えてしまう場合がある。

■『変わったトカゲ』はいくつか候補が上がるので、あてずっぽうにはいかない。

■『変わったトンボ』『変わったチョウ』はどちらも候補が多過ぎて、勘で当てることは困難。

■『変わった木』なんてあげたらキリがない。

■なんか西表島には変わり者が多い。

Decchi W

おーりとーり!その他の『沖縄ブログ集』

Wednesday, June 14, 2006


■今日も曇り空の西表島。

■雨が降らないのがせめてもの救い、と思うものの、この曇り空でも海は十分ぬるい。

■シュノーケリングには丁度いい天候だったかとも思う。

■サンゴ礁のスポットの真上で、カヤックから一気に飛び込む。

■視界には一面サンゴ礁が広がる。

■シュノーケリング中に感じることの一つとして『高さ』がある。

■正確には『深さ』なのだけれど、海底から10Mくらいの場所に浮いていると、落ちていきそうな錯覚にもおそわれる。

■シュノーケリングをして、初めて高い場所が苦手だったことに気づいた人もいる。

■私はというと、泳ぎながら寝そうになったこともあるので、基本的には平気なのだと思う。

■でも多分、目覚めてまわりが海だったらパニックどころの話じゃすまないと思う。

Decchi W

おーりとーり!その他の『沖縄ブログ集』

Monday, June 12, 2006


■久しぶりに雨が上がった西表島。

■空は晴天とはいかないまでも、雨が上がってチラホラと青空が見えている。

■風が無いので蒸し暑いことこの上ない。

■草むらを歩くと、ここぞとばかりにバッタやイナゴが飛び回っている。

■中には手の平ぐらいの大きなバッタもいる。

■子供の頃は、近くの空き地で虫取りをよくやったもの。

■基本的に大きいバッタはみんなトノサマバッタと呼んでいた。

■本当のトノサマバッタは、写真のようなものではなく、イナゴに近い形状で、茶色っぽい羽で、まぁ、詳しいことはよくわからない。

■今も昔も、子供の頃から名前はどうでもよかったらしい。

■虫に『殿様』の名称をつけた人は、多分『殿様』をあんまり敬っていなかったのだと思う。

■ともあれ、おかげで今となっては、人からカエルやバッタになった『殿様』が、子供たちとたわむれる微笑ましい光景が楽しめる。

Decchi W

おーりとーり!その他の『沖縄ブログ集』

Sunday, June 11, 2006


■相変わらず雨が続く西表島。

■雨空の薄暗い写真ばっかりなので、海の中の写真でも、と考えるものの、やっぱり薄暗い。

■こういうときは何故か、よってくる魚も妙に地味なのが多かったりする。

■ふと西表島に来てから、焼き魚をほとんど食べていないことを思う。

■たまに行くさしみ屋では、ついつい新鮮な刺身を買ってそのまま食べてしまう。

■スーパーには大抵冷凍の魚しか売っていないので、買ったものを、その日のうちに調理してしまう私は、購入したことがない。

■冷蔵庫の中は、通常さんぴん茶くらいしか入っていない。

■おかげで、冷蔵庫の中身が容易に想像できるし、冷蔵庫のを長時間開けて考え事をすることもない。

■期せずして色々なところに、省エネ・エコ生活の一端が見え隠れする。

Decchi W

おーりとーり!その他の『沖縄ブログ集』

Saturday, June 10, 2006


■昨日に引き続き雨降りの西表島。

■パイン畑ではカラスよけの為の、黄色いビニールがぶら下がっている。

■数年前に『カラスは黄色を認識する』とかテレビでやっていて、実際の効果もあったという報告があった気がする。

■これでパインのカラス被害が減ってくれれば、嬉しいとは思う。

■もっとも、カラスは頭がいいから、そのうち学習してしまうのだろうと思いつつ、その風景を眺める。

■黄色いビニールが風にユラユラと揺れている。

■低コストで嬉しい仕掛けである反面、こんなんで、本当に大丈夫なんだろうか・・・と、考えてしまう。

■西表島のカラスがどれくらいで学習するのかが見もの。

Decchi W

おーりとーり!その他の『沖縄ブログ集』

Friday, June 09, 2006


■弱い雨が降り続く西表島。

■幸い、大雨注意報がでていたにも関わらず、それほどでもなく一安心。

■海辺を歩くと、アダンの幹に白い布のようなものが掛けられているのが見える。

■布というより、絹のように薄そうに見え、軽そうに風にユラユラと揺れている。

■ふと、なんかの昔話で、天女が水浴びの際に忘れた羽衣(はごろも)を村人が手に入れる、みたいな話があったことを思い出す。

■「・・・・・・。」

■そんな筈はないことは、わかっていても何故か、ちょっと無言で真顔になったりもする。

■少々周りを気にしながら羽衣のもとへと近づき、手に取る。

■「・・・知ってたよ、うん、知ってた知ってた」

■一人なのに不思議と途端に饒舌になる。

■「知ってたよ・・・。」

■自分に言い聞かせるようにつぶやきながら、コンビニの雨カッパを片手に、雨の砂浜に一人たたずむ。

Decchi W

おーりとーり!その他の『沖縄ブログ集』

Thursday, June 08, 2006


■今日のお客様は始まってすぐに、強い向かい風に悪戦苦闘・・・始まって30分でバテてしまっていました。でもあの風なら仕方ないかな。

■雨が強く降っていなかったのは不幸中の幸い、あの風に雨が混ざったら、身体がバテる前にやる気が無くなってしまいます。

■午前中で風は止み、帰りは楽々、まったりモード!!

■そのときの写真です。

■ヤエヤマヒルギをジッと見つめ、写真を撮っていました。

■とても気持ちがわかります。

■私も初めてヤエヤマヒルギを見た時は、しばらく動けませんでしたから。

■あの根っこは今までに見てきた植物とは全くの別物!!

■「なんで?」という疑問をあげていったらキリがありません。

Decchi M

おーりとーり!その他の『沖縄ブログ集』

Wednesday, June 07, 2006


■雨の中のカヤックツアー、最初は雨か・・・と言っているお客様もその多くは途中から、雨なんて気にならないね!!と元気になっています。カヤックをする人はプラス思考な人が多いのでしょうか(笑)

■今日のお客様も「雨か・・・」と言いつつも星砂の浜でシュノーケリングを楽しんでいました。

■写真は星砂の浜に転がっていたサンゴです。何かに似ていませんか?

■私は『握りこぶし』に似ているな~と思いました。あと「パー」と「チョキ」を探せばサンゴでじゃんけんができそうですね!!

■砂浜を歩いているときは、こういうものを探すのも楽しいです。

■海は遊び方色々!!無限大です★

■また何か面白いものを見つけたいと思います。

Decchi M

おーりとーり!その他の『沖縄ブログ集』

Tuesday, June 06, 2006


■5月31日~6月5日まで赤十字水上安全法の講習会の為、那覇に行っていました。

■講習自体は4日間ですが、その4日間は泳ぎに泳ぎ続けました。きつかったです・・・

■でも自分はそういう資格を取る講習会が好きみたいで、辛さの中にも楽しさがありました。特に今まで習ったことの無い泳ぎ方を習ったときなんかは、とても楽しかったです。

■最終日には筆記試験があり前日は久しぶりにテスト勉強をしました!!学生の頃より気合が入りました。絶対落とせない資格なんで!!

■慶良間や渡嘉敷のカヤック会社の方とも知り合えたし、とても充実した6日間でした。

■講習会は那覇のプールで行ったのですが、毎日雨・・・もしくは曇り・・・そして雨。みたいな天気だったので中々寒かったです。

■結果発表は1ヶ月後発表です。受かることを信じています。

■昨日那覇から石垣の飛行機を降りたとき最初に思ったことは『暑い・・・』普通の観光客みたいになっていました。

Decchi M

おーりとーり!その他の『沖縄ブログ集』

Monday, June 05, 2006


■やや強い南風の吹く西表島。

■橋げたのわきは、防波堤に守られて風も無くゆっくり休めるポイント。

■風が強いときは、風の弱いポイントを楽しながら進む。

■休みながら、パドルを沈めてチャプチャプと水をかき回す。

■暇をもてあまして、パドルワークを一通りおさらいしてみる。

■スイープ、ドロー、プライ、スカーリング、、、。

■よく考えたら、カヤックに乗ってから、パドルワークをまともにやってなかったことに気が付く。

■同じ場所でグルグルガシャガシャと一心不乱に水をかき回す。

■同様に、一箇所でグニャグニャとうねるカヤック。

■多分ハタから見ると頭がおかしい人。

Decchi W

おーりとーり!その他の『沖縄ブログ集』

Sunday, June 04, 2006


■蒸し暑い曇り空の西表島。

■ちょっとの距離を散歩するだけで、Tシャツが肌に張り付く。

■道端を彩っていたスズメウリの実も、シワシワになり始め、中身が虫に食べられてしまっているものも、よく見受けられるようになってきた。

■日々、時と共に、色々な生物がうつろいゆくさまが、季節の移り変わりを感じさせてくれる。

■そういえば、『うつろいゆく』という表現をガイド中に使用することがよくある。

■口癖に近いのだけれども、一応この表現を口に出す前には、頭の中で考えてから使用している。

■本などでは使用されていても、自分が今までに、日常会話で聞いた事がない表現なだけに、このまま言ってもいいものか一瞬悩む。

■イメージとしては、風流や古風な雰囲気の会話や、自然の深さを話す会話の流れに、非常にしっくりくると感じているので、使わずにはいられないこともある。

■『うつりかわる』とか言い換えることもあるけれど、そんなときは一抹の虚しさがある。

■とりあえず自己満足はおいといて、わかりやすいガイドを心がけるように、自分の言葉に酔わないように気をつけたい。

Decchi W

おーりとーり!その他の『沖縄ブログ集』

Saturday, June 03, 2006

■暑すぎず心地よい日差しの降り注ぐ、晴れの西表島。

■ピナイサーラの滝を臨むひととき。

■水の流れは、見ていて飽きないものがある。

■皆、思い思いの恰好で、思い思いに滝を満喫する。

■立って見る、座って見る、写真を撮る、泳ぐ、、、。

■よく考えてみると、思いの他、楽しみ方のレパートリーが少ない。

■毎日の様に見ている私としては、もっと何かあるはずと思うものの、とんと出てこない。

■『泳ぐ』は頑張って考えて、かなり強引に頭の奥から引っ張り出してみた結果。

■荘厳な滝を前に、みけんにシワがよる。

Decchi W

おーりとーり!その他の『沖縄ブログ集』

Friday, June 02, 2006


■曇り空の涼しい西表島。

■今日は予報の雷が鳴らなくて一安心。

■ちなみに西表島では、道を横切る動物がたくさんいる。

■その中でも、交通事故の犠牲になりやすいシロハラクイナ。

■ロクに飛べない上に、道端であたふたと方向転換するから、タチが悪い。

■今日もバタバタと路上を走るシロハラクイナを横目に、車を減速させる。

■何気に警戒心が強く、まともに写真もとれない。

■見かけたときは、逃げているときで、茂みへと飛び込んでしまう。

■立ち上げに3秒、シャッターを押してからのタイムラグが約2秒という、骨董品に近いデジカメを駆使する私には、今日のこれが精一杯。

■デジカメのせいにして、とりあえず心を収めてみる。

Decchi W

おーりとーり!その他の『沖縄ブログ集』

Thursday, June 01, 2006


■気持ちの良い晴れの西表島。

■汗ばむ陽気が嬉しくも感じる今日この頃。

■最近、何となく靴をそろえる動作に疑問を感じる。

■靴を脱いだあと、履きやすいように、向きを変えて置き直す、あの動作。

■振り返ってしゃがんで手で直すのが面倒なので、靴を脱ぐ時点で、揃えるために、後ろを向いてしまう傾向がある。

■すると今度は、揃えられた正反対を向いたスリッパを履く為に、極端なガニマタで足をスリッパに移行する必要がある。

■部屋を出るときも然り。

■もともと戦国武将が、敵から早く逃げる為に広まった作法と言われているだけに、今となっては利便性を失いつつある気がする。

■靴を揃えて、真逆の靴を履くたびに、礼儀のむなしさを感じる。

Decchi W

おーりとーり!その他の『沖縄ブログ集』